テック産業アナリスト-のと裕行のライフイノベーションコラム-59
#59エコロジー(Ecology)×テクノロジー(Technology)=エコテック(EcoTech)新マイ箸プロジェクトを推奨したい

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2021年3月20日

レジ袋の次はプラスチック製のスプーンとフォークが有料に

2021年3月9日、政府は使い捨てプラスチック製品の削減を目指す「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定しました。

具体的には、コンビニやテークアウトで渡される使い捨てのプラスチック製フォークやストロー、クリーニング店のハンガー、ホテルの歯ブラシやヘアブラシなど多岐に渡り、特にコロナ禍の食生活の影響もあり、家庭のプラスチックゴミが増えたことが大きな要因のようです。

小泉進次郎環境大臣は「これからは無料でスプーンが出てこなくなる。レジ袋有料化の発展版だ」と発言されています。

この法案には賛否もあり、確かに野外で食べるパスタやピザなど、面倒な面もあるかもしれませんが、私はこの決定にエールを送りたいと思います。

そして今週のコラムは「箸」に触れてみたいと思います。

使い捨ての「箸」も私は気になります!

皆さんは、スーパーやお弁当屋さんでもらえる「使い捨ての箸」についてどう思われますか?

これはわたしの個人的な考え方ですが、環境問題のために、レジ袋と同じように有料化にすべきではないかと思っています。

もちろん、この考えに様々な意見があるのは知っています。

しかし、日本の間伐材の「割り箸」は良くて、中国産の森林伐採の「割り箸」は悪いとか国や企業や個人の主観や立場によって、理論も取り組み方が違うのは理解しました。

私もいろいろと調べてみましたが、正直、本当に何が環境に良くて、何が環境に悪いのかはよく分かりません。ただ、悩んで出した私の結論は、「使い捨ての割り箸」は無くした方がいいでした。

やはりゴミが増えるのは環境に良くないということと、これは「箸」に限らずですが、物を大事にすることが、私のライフワークに合っているということです。

「使い捨ての割り箸」、賛成派の意見は、「箸」は分別回収出来て燃やせば、バイオマスエネルギーになるという方もいました。

しかし、真実は分からず賛否両論ならばやはり物を大事にしませんか?

だから、改めて「箸」を大事に扱う【新マイ箸プロジェクト】を私は推奨します。

先ずは、【自宅専用マイ箸】

家族一人ひとりに専用の【マイ箸】をプレゼントします。一人暮らしの方は自分自身にプレゼントしてください。そして、家族のように【マイ箸】を大事にしませんか。

そうなればこだわりも出来て、【マイ箸コレクター】も増えるはずです。

ちなみに私自身は、調理用の大きめの箸を食事兼調理用として重宝しています。

次は【お出かけマイ箸】

スマホや財布を持ち歩くように新たな3種の神器として【マイ箸】はいかがでしょう?

とはいえ、今更感はぬぐえないですが、新たなカルチャーとして、これも新たに展開出来ないでしょうか?

例えば、エコイベントとして【マイ箸を作ろう】とか、【箸入れを作ろう】などです。

そして次は、【マイ箸推奨レストラン】のタイアップ

お店に【マイ箸】を持参すると「ウェルカムドリンクが無料」とか特別なサービスを受けられるシステムをスマホのアプリとの連動を図ります。

そして、そのお店は【新マイ箸プロジェクト】からエコショップとして認定し、【エコテック】活動としても展開を拡げます。

最後に【日本文化としてのマイ箸】

最近はコロナ禍もあり、海外の方が来られることは少ないですが、やはり「箸」は、日本人のカルチャーです。もちろん環境という【エコテック】な考え方もありますが、日本の食文化の発信としても【箸文化】を見直し発信させます。

物を大事にする心、環境意識を高めること、それが【エコテック】であり私が考える【新マイ箸プロジェクト】です。

テック産業アナリスト のと裕行でした。
ありがとうございました。

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