2024 年 1 月から始まる『新 NISA(ニーサ)』は始めるべきなのか?
投資初心者におススメの制度が始まる
テック産業アナリスト-のと裕行のライフイノベーションコラム119号

コラム

あけましておめでとう。
本年も宜しくお願いします。

1800 万円までの投資が非課税に?!

みなさんは、NISA という一定額まで非課税にする制度をご存じですか?
金融庁の資料を参考に説明すると、 通常、 株式や投資信託などの金融商品に投資した場合は、
これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約 20%(20.315%)の税金がかかりま
すが、NISA 口座内で、毎年一定額の範囲内で購入して得られた利益が非課税、つまり税金
がかからなくなる制度です。
つまり例えば株に投資して、10 万円の利益が出た場合は、通常約 2 万円の税金が引かれ 8
万円が利益になりますが、NISA 口座の場合は、そのまま 10 万円が利益になるのです。
ちなみに NISA は「Nippon Individual Saving Account」の略で、イギリスの ISA(個人貯蓄
口座)をモデルにした日本版が NISA(非課税口座)です。
ただし、18 歳以上で 1 人に対して 1 口座しか開設できませんが、上手く活用すればメリッ
ト満載の制度です。
※金融庁のホームページより引用

現行NISAから新NISAへ

NISA は、現在 3 種類あります。
「一般NISA」 「つみたてNISA」 「ジュニアNISA」 ですが、 大きく違うのは非課税
保有期間や年齢制限が定められ、非課税枠も最大で 80 万円と、正直メリットを感じません
でしたが、 『新 NISA』は、年齢も 18 歳以上から期間は定められず、総枠で 1800 万円まで
投資が出来るため、個人的にはデメリットはありません。もちろん毎月 1 万円からの少額
でも問題ありません。
また取り扱いも、銀行、信託銀行、証券会社、郵便局、信用金庫、生命保険会社など様々な
金融機関で扱われているので、 ライフワークに合った場所で、 あなたにしかできない投資が
可能です。
ただし、金融機関によって手数料が違うのでその辺りも考慮ください。
※金融庁ホームページより引用

高校で投資教育が 2022 年からスタート

社会人になってからでは資産運用について学ぶのは遅すぎると、高校の家庭科で投資運用
の金融教育が始まりました。
これは金融庁の資料による『金融リテラシー調査』では、 金融知識に関する共通問題を、 イ
ギリス、ドイツ、フランスと日本を比較すると、4 カ国中、日本が最も正解率が低く、また
日本人は、投資よりも貯蓄を好む傾向であることが分かったそうです。
とはいえ預貯金だけでは、 老後資金は心もとないと、 政府がNISAなどを改善するのにも
合わせて教育が始まりました。
また、詐欺や金融トラブルにあわないための基礎知識としても取り入れられています。
そして私は、この金融教育は大賛成です。
もちろん投資運用だけがベストの考えではありませんが、 知識として教育として、 知ってる
知らないの差は、大きく人生を左右するものだと私は思います。

自分の手で育てられる不動産購入投資のようなもの

現行NISAも新NISAも利益がでたら恩恵が得られるものです。
損失がでたら何もなりません。またこれらの株式や投資信託等の商品の価値を上げることは自分では
難しい。困難に近いものです。
小さな不動産を購入し大家さんで家賃収入を得る。
今、空き家が日本中に余っており、どんどん増えています。また地方に行けば100万円でまだまだ住める不動産が売りに出ています。そのような小さな事業をやってみるのも良いかもしれません。
不動産はリノベーションや広告の仕方で随分価値が上がると聞いています。
自らの知恵を絞り汗をかいて価値を上げていける小さな事業もあります。少し怖いですが。

みなさんはいかが思われますか?

テック産業アナリスト のと裕行でした
ありがとうございました。

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