就活生のための IT 企業、テック産業を選ぶためのマニュアル本
テック産業アナリストとしての集大成が本になる
私は、2019 年のコロナ前から退職を目前に人生の集大成となる何か自分にしかできない社会貢献を模索していました。それは、今までの経験を活かし、社会人として世の中の役に立ち、自身のライフワークとして、一人の父親として取り組める何か・・・。そして、考えに考えた末たどり着いたのが「テック産業アナリスト」というプロジェクトでした。
富士通グループという世界テック企業に在籍し、日々変化するテクノロジーの業界を目の当たりにして、ちょっとでも意識を離すと直ぐに分からなくなる世界を、自ら学び、世の中に役立つ情報として発信することで、テック産業に関わる人、これから関わる人にとって、何かインスピレーションを感じてもらうきっかけになるのではと始めました。
そして、2020 年 1 月 23 日からコラム連載、YouTube チャンネルの動画配信、不慣れではありましたが、多くの仲間たちのお陰でスタート、チャレンジすることが出来ました。
余談ではありますが、Kindle 本の巻末のスペシャルサンクスに、多くの名前を入れさせて頂いたのは、本当に感謝を表したかったからです。
話を戻すと、例えば当時、今では誰もが使う「DX(デジタルトランスフォーメーション)」 というキーワードも私自身も手探りな状態でしたが、同じように感じる人にいち早く理解できるように解説したり、この数年で業界の勢力図も大きく変化しましたが、揺らぐことは ないと思っていた『GAFA(Google・Apple・Facebook(現 Meta)・Amazon)』ですら、売上も企業形態も変わるような目まぐるしさのある業界です。 また、継続する内に様々なご意見も頂きましたが、講演依頼、イベントの開催、政治家へのチャレンジ、認知症家族の会世話人、SDG でソーシャルグッド実行委員会への参加などなど、チャレンジしなければ経験できないことを体感し、その都度、器の小さな自分を戒めるように自身をトランスフォーメーション(孵化)して来ました(笑)
そんな中、今までのコラムを本にしないかというお話を頂き、とても嬉しかったのですが、 せっかくならそのままを単に再編集するのではなく、それらの情報をもっと役立つように新たな企画としてプレゼンテーションしたのが、この 2023 年 6 月 1 日に発売する Kindle 本『就活前に知っておきたいテック企業・IT企業就活本 初級編1「世の中に役立ちたい人に選んで欲しい9つのテック産業」』です。
就活生という後輩たちに捧げるテック産業、初級編
この本のトリセツは、今までのコラムとはターゲットが違い、テック企業やIT企業などテ ック産業に就職を希望する人たちのために、先ずはざっくりと業界を知るのに役立つよう に書きました。また、アナリストとして独自の見解もあるため、より深く知りたい人の内容 というよりは、興味を抱くキッカケになればと思っています。そして、その情報ソースは、 2020 年 1 月から連載したコラムがベースとなり、追筆、情報更新及び再編集したものです。
とはいえ一番の願いは、大きく変化するこの時代に社会経済に、一人でも多くの人材(人財) がテック産業に夢や希望を抱いてくれることを願い Kindle 本にしました。 この趣旨をご理解の上、読んでいただき、それは面白いとか、変だとか、共感できるとか、 役に立ったとか、多くのツッコミを入れて頂ければ幸いです。 また、内容に方向性(ベクトル)を設けました。それが“世の中の役に立ちたい”というキーワ ードです。 これは大学生の息子がいる父親としての見解なのかもしれませんが、単に大企業に勤めたいと考えるよりは、やりがいや生きがいを仕事に見出して欲しいという希望でもあります。 経験からそういった感情が直ぐに生まれるものではなく数年かかり個人差もありますが、 いつか世の中に役立つ仕事をすることで必ず生まれます。未来を担うこれからの若者たち、 後輩たちへの私なりのメッセージです。
就活解禁日、そして9つのテック産業
就活の解禁日は、3つあります。
3 月 1 日の広報解禁日、6 月 1 日の面接・採用試験の解禁日、10 月 1 日の正式内定が決ま る解禁日です。
もちろん、このスケジュールに準じないものもあります。また、三回生にとっては、4 月~6 月からは気になる会社の情報収集の時期にあたり、7 月以降から翌 2 月ま ではインターンシップに参加するタイミングです。
是非、活用ください。
そして、テック産業の中から 9 つのおススメ業界をピックアップしました。
1 アグリテック(農業)
2 フィンテック(金融)
3 エドテック(教育)
4 エネルギーテック(エネルギー)
5 ウォーターテック(水)
6 ライフテック(人生、暮らし)
7 エシカルテック(消費)
8 エコテック(海洋)
9 PC テック(ポリティカル・コレクトネス、政治)
になります。 そして、それらを解説するだけじゃなく、各テック産業の中から独断と偏見でおススメ企業もピックアップしました。
最後に、世界のテクノロジー業界は、日々進化し続けています。
そして、今日の情報が明日には変わってる可能性があります。
固定概念で物事を判断するよりも頭を軽くして柔軟にとらえてください。
この本を未来の後輩たちに捧げます。
ご購入はこちらから ※発売は6月1日です
テック産業アナリスト のと裕行でした。
ありがとうございました。
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